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目的
技術の進化、TECCOネットを応用した落石防護柵であり、100kJ対応のエネルギーを吸収する防護柵である。
特徴・性能
①
100kJ対応のエネルギー吸収型落石防護柵
②
高強度TECCO_ネットをパネルに採用
③
費用対効果に優れる。維持管理量は少ない
性能試験と実績
TECCOネットの性能試験
性能試験日:2006年4月17日
性能試験場:スイス
構造
パネル(受圧面)
RX防護柵からTXI防護柵へ
リングネットからTECCOネットへ
リング単位の変形→硬い鋼線
防護柵タイプ
山腹λ型(壁長2.5m)
H鋼金網式(棚高3m)
TXI-010(棚高3m)
外観・形状
対応可能な落石エネルギー
E≒30〜100KJ
E≒50〜62KJ
E≒100KJ
施工性
山腹の掘削工を伴う
擁壁が設置されて
いれば容易
擁壁、山腹設置
いずれも容易
概算設置費用
△
◎
◎
今後の活用
右写真は、福井県福井市市波町地内の道路法面の崩壊現場である。崩壊は2004年7月18日に発生、この前後、福井県、新潟県で集中豪雨が発生し、多大な被害をもたらした。現場では、高さ5m上部斜面が崩壊し、その土砂が、H鋼金網式柵をなぎ倒し、道路に流出した。TXIは100kJの落石対策ではあるが、このような崩壊対策も今後の活用として考えている。
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